SMART ARRAY P400のバッテリーリペア

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SMART ARRAY P400は2006年ごろリリースされたSAS1.0のRAIDカードで、古いからなのかBBUは4.8Vのニッケル水素電池。と言う事は、1.2Vのセル×4であり、制御基板との接続は1か所のみで、ご丁寧に+(プラス)のシールまで貼ってある。

こんなにお膳立てされているならやらねばならぬ・・・という事で、既存の死んでいるバッテリを引っぺがし交換しやすいように電池ボックスを追加して似たような容量かつ入手しやすいのッケル水素電池を取り付けてみる。

■ 電池ボックスの解体
スティック状の電池ボックスには薄型の電池が4個入っている。電池を入れて後から蓋をしているはずなので、筐体と蓋の溝を探し、カッターナイフでぐりぐりしていくとパカッと外れて電池を拝むことができます。
(もっと早くやりたい場合は、蓋の中央にカッターで切り込みを入れてペンチで剥がせばOK)

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■ 電池の取り出し
電池と端子がついているだけで、制御基板への接続はないので強引に取り出せばOK

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■ 電池ボックスの加工(これは人それぞれ)
電池ボックスの中に単四の電池ボックスを入れてみたかったので、そのための作業をした。電池ボックスの中にマジックテープを貼り、単四電子ボックスにもマジックテープを貼って終わり。

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■ 制御基板との配線
単四電池ボックスと制御基板をつなげば完了。
極性を間違えないように注意さえすればそんなに手間はかからない。

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■ 完成
これでリペア完了。
あとは数年後に電池がヘタッてきたら交換するだけ。
100均で単四ニッケル水素電池があるので、交換費用は400円。
素晴らしいとして言いようがないwww

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